レタッチ目次 > 次へ
【画像ファイルについての話】
画像のファイル形式には様々な形式がありますが、windowsで最もよく知られているのが、jpeg形式とBMP形式であります。なかでも、多くのデジカメに最もポピュラーに使われている jpeg形式についての話です。
そもそも jpeg とは?
画像を圧縮保存する画像フォーマットとして最も一般化しており、圧縮率のわりに画像の劣化が少なく、大きくなりがちな画像のファイルサイズを効率よく圧縮することが出来ます。
では、圧縮とは?
布団の圧縮袋を考えてみてください。布団をそのまま収納するよりも圧縮袋に入れて収納した方が、同じスペースに収納したとき、当然の話ですが圧縮袋に入れて収納した方が、より多く効率的にスペースを活用できます。また、持ち運び(移動)するのもより小さい方が楽です。
これを、あるデータで考えてみましょう。
例えば「1」と言う数字が100個並んでいるデータがあるとします。これをこのまま保存(収納)するよりは、1×100(ここでは仮にこう表現します。)としたほうが、文字数も少ないのでデータサイズが小さくてすみます。
それでは、jpeg の圧縮方法とは?
画像の縦横8×8画素を1つのブロック単位として分割し、「ブロック内で同じとみなされる色は省略し均一化する」、と言う方法でサイズを小さくしていきます。
当然圧縮率を高くするにつれ、画質は低下しノイズの発生が目立ってきます。これをブロックノイズ、モスキートノイズ等と呼びます。
ノイズの見本はこちら
この圧縮率による画質の差が、デジカメの撮影モードにおける「スーパーファイン」、「ファイン」、「ノーマル」等と呼ばれているものであります。
【jpegの圧縮率による画質比較】
それでは実際に、圧縮率の違いによる画質の差を比較してみます。
ここでは35ミリフィルムを4BASEでスキャンした、BMPデータを photoshop にて jpeg に圧縮しました。
圧縮率を最も高くした(低画質)ものとあまり圧縮をしない(高画質)の比較サンプルです。元画像のファイルサイズ 4,500キロバイトのものが、高画質 1,400キロバイト、低画質 156キロバイトに圧縮されました。
画像をクリックすると拡大表示します。
画像を同じ倍率で拡大したものとそれぞれのヒストグラムです。
画質の比較では、低画質のほうにブロックノイズの発生が見られます。ヒストグラムを見てみると、高画質のほうは全体に滑らかな曲線ですが、低画質では明らかに画素間の間引きがあるのが見て取れます。
結論
デジカメの撮影モードは、メールに添付して送る、TV等のモニターで見る、webの素材として使う等の用途であれば低画質でも充分ですが、プリントするのが目的なら高画質モードで撮影されることをお勧めします。
但し、何でもかんでも「最高画質」で撮影する必要はありません。特に最近のデジカメは「高画素」になっていますので、「大きく引き伸ばす」場合のみ「最高画質」で撮影すればいいと思います。先ほどの布団の圧縮袋ではありませんが、記録するメディアの収納スペースにも限度がありますので。
▲ページの最上部へ
レタッチ目次 > 次へ
Copyright (C) 2003-2008 e-abyou All rights reserved
|